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統合失調症のわたしがやっちゃった失敗

目次

 私の失敗談

統合失調症を抱えながら生活する中で、わたしが実際にやってしまった失敗についてお話ししたいと思います。

仕事での失敗

数年前、事務の仕事に就いたときのことです。統合失調症の症状は比較的落ち着いていたものの、ストレスがかかると集中力が途切れたり、幻聴が聞こえたりすることがありました。ある日、大事なデータ入力の仕事を任されたのですが、集中できないまま作業を続けた結果、数字をいくつも打ち間違えてしまいました。上司から指摘されるまで気づかず、大きな修正作業が必要になってしまいました。

その時はひどく落ち込み、「自分には仕事ができないのではないか」と悲観的になりました。しかし、上司に相談し、作業の合間に短い休憩を取る、指差し確認をする、最終チェックを必ず行うなどの対策を取り入れたことで、ミスを減らせるようになりました。

買い物での失敗

ある日、スーパーで買い物をしていたときのことです。レジに並んでいたとき、突然「お金が足りないのではないか」という強い不安に襲われ、頭が真っ白になりました。本当は十分な金額を持っていたのですが、焦って財布の中を確認し続け、後ろのお客さんを待たせてしまいました。結局、店員さんの助けもあって冷静になり、正しく支払いを済ませることができました。

この経験から、買い物リストを作成し、事前に予算を計算しておくことで、余計な不安を減らせるようになりました。また、焦ったときは一度深呼吸することを心がけています。

友人関係での失敗

統合失調症の影響で、人間関係に過度に不安を感じることがあります。以前、仲の良い友人が返信をくれないだけで、「嫌われたのではないか」と思い込んでしまったことがありました。その結果、相手に長文のメッセージを送り、負担をかけてしまったのです。

後で冷静になり、相手に謝罪すると、「ただ忙しかっただけ」と言われ、わたしの思い込みだったことがわかりました。この経験から、連絡のペースを相手に委ねることや、相手の状況を考慮することの大切さを学びました。

まとめ

統合失調症を抱えながら生活する中で、わたしはさまざまな失敗をしてきました。しかし、それぞれの失敗から学び、対策を考えることで少しずつ成長することができました。

もし同じような悩みを抱えている方がいたら、失敗を恐れずに、自分なりの工夫をしながら前に進んでほしいと思います。失敗は辛いものですが、それを乗り越えることで、より生きやすい生活を築いていけると信じています。





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