澄んだ空の下、風を切って
今日は、久しぶりに自転車で隣の町まで散策に出かけた。朝一番の澄んだ空気は、まるで私の気持ちを映しているようで、清々しく心地よかった。
統合失調症と診断されてから、もう何年も経つ。病気と向き合いながら、少しずつ自分なりのペースを取り戻してきた。それでも、時々不安や孤独に襲われることもある。そんな時、こうして外に出かけて自然と触れ合うことは、私にとって大きな癒しになる。
自転車をこぎながら、見上げる空は驚くほど高く、雲一つない青空が広がっていた。太陽の光がキラキラと輝き、頬を暖かく照らしてくれる。風に揺れる木々の葉音や、鳥のさえずりも心地よい。
街路樹の並木道を抜け、田園風景が広がる道を進む。風に吹かれて揺れる稲穂が、まるで黄金色の波のように美しい。遠くに見える山々は、深い緑色に包まれていて、心が落ち着く。
途中、小さなカフェに立ち寄った。テラス席に座り、注文したコーヒーをゆっくりと味わう。温かいコーヒーの香りと、目の前に広がる風景は、まるで絵画のように美しい。
カフェを出発し、再び自転車をこぎ始める。しばらくすると、隣の町に到着した。目的の雑貨店を訪れ、お気に入りの一品を見つける。店員さんとの会話も楽しく、心が弾む。
帰り道は、違う道を探索してみる。迷子になるかもしれないという不安もあったが、思い切って知らない道を進むことにした。すると、思いがけない景色に出会うことができた。
夕日が沈み始め、空が茜色に染まる頃、家路に着いた。今日の散策は、私にとってかけがえのない時間となった。
統合失調症という病は、私の人生に大きな影を落とした。しかし、同時に、こんなにも美しい世界を見せてくれた。これからも、自分のペースで歩んでいきたい。そして、この美しい世界を、もっともっと見ていきたい。
ブログ後記
今日は、自転車で隣町まで散策した様子をブログ風に書き出してみました。統合失調症という病は、決して軽視できるものではありません。しかし、病気と向き合いながら、自分なりのペースで生活を送っている人たちがいるということを知って頂ければ幸いです。
また、自然と触れ合うことが、心の癒しになるということを、少しでも多くの人に感じて頂ければと思います。
このブログが、統合失調症に対する理解を深めるきっかけになれば幸いです。
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