こんにちは!私は20代の女性で、統合失調症と診断されてから数年が経ちます。今回は、私が実際に精神障害者保健福祉手帳を取得したときの流れや手続きのポイントを、できるだけわかりやすく紹介していこうと思います!
「手帳って何?」「もらうとどんなメリットがあるの?」「申請って大変なの?」といった疑問がある人も多いと思うので、私のリアルな経験を交えながら説明していきますね。
目次
そもそも精神障害者保健福祉手帳とは?
まず最初に、「精神障害者保健福祉手帳」って何なのか、簡単に説明しておきますね!
これは、精神疾患を持っている人が一定の条件を満たすと取得できる公的な手帳で、障害の程度によって「1級・2級・3級」に分かれています。
この手帳があると、例えばこんなメリットがあります!
- 税金の軽減(住民税・所得税の控除など)
- 公共交通機関の割引(地域によるけど、バスや電車が安くなることも!)
- 就労支援の活用(障害者雇用枠の利用が可能)
- 携帯料金の割引(大手キャリアの割引サービスあり)
- 施設利用の割引(美術館や動物園が無料or割引になることも!)
他にも自治体によってさまざまな支援があるので、住んでいる地域の制度をチェックしておくのが大事です!
手帳をもらうための条件は?
手帳をもらうには、いくつかの条件を満たす必要があります。
✔ 1. 精神疾患があること
統合失調症のほか、うつ病・双極性障害(躁うつ病)・発達障害・PTSDなども対象です。
✔ 2. 診断書や障害年金の証明ができること
申請には医師の診断書が必要で、病気の症状や日常生活の影響などが詳しく書かれます。
✔ 3. 一定期間以上の通院歴があること
基本的に、6ヶ月以上の継続的な通院が求められます。
実際に私が手帳をもらった手順
ここからは、私が実際に手帳を申請して取得した流れを紹介します!
① まずは主治医に相談!
私は最初、「手帳をもらうかどうか、そもそも迷っていた」状態でした。でも、病気の影響で仕事がうまくできなかったり、生活が大変だったりすることもあったので、思い切って主治医に相談してみることに。
すると先生から、**「手帳を申請できる状態ですよ」**と言われました!
ここで先生に「どの等級になりそうか」「手帳を持つことでどんなメリットがあるか」を聞いてみると、自分にとってのメリットが明確になります。
② 必要な書類を準備する
手帳をもらうには、以下の書類が必要でした。
- 申請書(役所で入手)
- 診断書(指定のフォーマットあり)
- マイナンバーカード or 身分証明書
- 写真(縦4cm×横3cm)
特に診断書の作成には時間がかかることが多いので、早めに主治医にお願いするのがポイント!私は診断書を頼んでから2週間ほどかかりました。
③ 役所に申請!
必要書類を揃えたら、市役所や区役所の障害福祉課に行って申請を提出します。
私は平日の昼間に行ったんですが、意外と人が少なくてスムーズに受け付けてもらえました。職員さんも優しくて、「大体2~3ヶ月くらいで手帳が届きますよ」と教えてくれました!
④ 申請後はひたすら待つ…!
手帳の審査はすぐに終わるわけではなく、2~3ヶ月ほど時間がかかると言われました。
最初の1ヶ月くらいは「まだかな?」とソワソワしていましたが、忘れたころに「手帳ができました」という通知が届きました!
⑤ 手帳を受け取りに行く
役所からの通知を持って、手帳を受け取りに行きました!
受け取りは簡単で、身分証を見せてサインをするだけ。私は「2級」の判定でした。
手帳を持ってみて感じたこと
正直、手帳をもらう前は「持つことでデメリットがあるんじゃないか?」と少し不安もありました。でも、実際に取得してみると、思っていたよりも日常生活のサポートが受けやすくなったと感じています。
特に「精神疾患を持っていることを証明しやすくなる」のは大きなメリット。例えば、就職活動のときに障害者雇用枠を利用することもできますし、生活の選択肢が広がりました。
また、バスや電車の割引を受けられるのも地味に助かっています!
まとめ:手帳の申請は意外と簡単!まずは相談から
私自身、「手帳を申請するのは難しそう」と思っていたんですが、実際にやってみると意外とシンプルでした!
手帳を取得するかどうかは人それぞれですが、もし「取ったほうがいいのかな?」と悩んでいるなら、まずは主治医に相談してみるのがオススメです。
手帳があることで受けられる支援もたくさんあるので、無理せず自分のペースで活用していけたらいいですね!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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